ルツェルン音楽祭は毎年スイス中央部にある都市、ルツェルンにて開催される音楽祭です。
今回は2017年夏に訪れた感想をお届けします。
1.なぜルツェルン?
2.ワーグナーゆかりの地
3.街全体で盛り上げて
4.いよいよコンサート会場
5.ルツェルン祝祭管弦楽団とは?
6.演奏はどうだった?
1.なぜルツェルン?
中央スイス地方にあってワーグナーやラフマニノフが暮らしたルツェルン市は、1910年代から小さな音楽祭をおこなっていたが、ザルツブルクでの音楽祭が隆盛を極めることで衰退し、1920年頃には行われなくなってしまった。ルツェルン市は、1933年に完成したコングレス・ハウスとそれに併設された音楽ホールを活用して、この風光明媚なルツェルンでの音楽祭開催を目指し、以前から接触をしていたアドルフ・ブッシュに相談をしていた。
この音楽祭が実現に至るのは、皮肉にも1938年4月に行われたナチスによるオーストリア併合がきっかけであった。ナチスのこの暴挙によってザルツブルク音楽祭を閉め出された音楽家たちを集めて音楽祭を開催すべく、ブッシュにルツェルン市がもちかけ、ブッシュの要請に応えたトスカニーニをはじめとする音楽家たちによって1938年に第1回の国際音楽祭が開催された。
ja.wikipedia.org
2.ワーグナーゆかりの地
湖に突き出たトリブシェンの岬にはワーグナーが長く住んだ館がある。
現在では1階がワーグナー博物館、2階が楽器博物館となっている。
ここではかつて『ジークフリート牧歌』がコジマの誕生日のプレゼントとして作曲され、その初演が行われた邸である。
故に、音楽祭の最初のガラ・コンサートの会場に、このトリブシェンの旧ワーグナー邸の前の広場が選ばれた。(ウィキペディアより)
3.街全体で盛り上げて
ルツェルン・フェスティバル(イースター)“OSTERN” は主に宗教音楽と交響曲が中心の音楽際で、毎年イースター(復活祭)の時期に行われる。ルツェルン・フェスティバル(夏)“SOMMER” はメインの音楽祭で、毎年特定の作曲家や演奏家、テーマにスポットをあてて企画される。(ウィキペディアより)
私が訪れたのは8月(メインフェスティバル)ということもあり、町中の音楽祭の旗がかかげられ、盛り上がりを見せていました。
4. いよいよコンサート会場
ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター(KKL)内のコンサートホールは、世界トップクラスのオーケストラ、指揮者、演奏家たちが集まるルツェルン・フェスティバル(ルツェルン音楽祭)のメイン会場です。
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