今回は2017年に訪れたザルツブルグについてレポートします。「塩の城」という意味を持ち周囲の岩塩鉱から産出される塩の取引で繁栄を続けてきた街。
- ザルツブルグはどこらへん?アクセス方法は?
- ザルツブルグの歴史
- 街並みは?
- 何か美味しい物あるかしら?
- ザルツブルク観光ポイント
- ザルツカンマーグート観光ポイント
- ザルツブルグの文化
- ザルツブルグはどこらへん?アクセス方法は?
まずはオーストリアについて
オーストリア共和国の首都はウィーンです。国の面積は北海道とほぼ同じで公用語はドイツ語、通貨はユーロです。
ザルツブルクは、オーストリア中北部の都市で同名のザルツブルク州の州都である。郡に属さない憲章都市(Statutarstadt)であるが、ザルツブルク=ウムゲーブング郡 の郡庁が置かれている。旧市街と歴史的建造物は、1996年ユネスコ世界遺産に「ザルツブルク市街の歴史地区」として登録。
標高424メートル、人口15万人
ザルツブルクは、モーツァルトが1756年に誕生してから25歳まで住んでいた事で、彼の音楽を愛する世界の人々にとっていわば巡礼地になっている。とりわけザルツブルク音楽祭の開催される夏のシーズンはホテルはどこも満員となり、モーツァルトの生家のあるゲトライデ通りはもともと狭いがなおさら狭く感じられるほどの混雑となる。 当地の空港も、「ザルツブルク・ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト空港」と名付けられている。
2.ザルツブルグの歴史
鉄器時代にはザルツブルクの人々は岩塩の採掘を行っており、その後のハルシュタット文明につながっている。
- 1841年 - 「ドーム音楽協会とモーツァルテウム」が創立され、現在のザルツブルク・モーツァルテウム大学、国際モーツァルテウム財団、モーツァルテウム管弦楽団へと発展した。
- 1842年 - 最初のモーツァルト祭 Mozartfest が開催される。
- 1908年 - ヘルベルト・フォン・カラヤン誕生。
- 1917年 - 第一次世界大戦の終り頃にザルツブルク祝祭劇場協会が創立された。
- 1920年 - 第1回の「ザルツブルク音楽祭」が開かれた。
- 1957年 - ザルツブルクとバート・イシュル間の小規模な地方鉄道が廃止された。
- 1960年 - 新しい祝祭大劇場のオープン。クレメンス・ホルツマイスターの案に従って建築されたものである。
- 1965年 - ザルツブルクとその近郊を舞台にした映画『サウンド・オブ・ミュージック』が公開され、1965年度のアカデミー賞5部門(作品、監督、音響、編集、編曲)を受賞した。
- 1996年 - ザルツブルク市街の歴史地区が世界遺産に登録される。(ウィキペディアより)
3. 街並みは?
街並みはとにかく美しいです。治安も良く徒歩であちこち散策出来ました。
路地にはおしゃれな看板たち
4. 何か美味しい物あるかしら?
ウィンナー・シュニッツェル(ウィーン風カツレツで薄い子牛肉か豚肉を炒め揚げたもの)はとても美味でした。
サンクト・ペーター教会のレストランでランチをいただきました。
デザートでは「ザルツブルクの山々」を意味する「ザルツブルガー・ノッケルン」が名物郷土料理です。
メレンゲと小麦粉を合わせ山のように焼き上げるスフレ状のお菓子。その形状はザルツブルクの3つの山に見立てられております。
ふわっとして見ているだけでも幸せ気分💖そしたら窓辺が賑やかになり下で結婚式を行っている状況を見ることができました。
あと忘れちゃいけないのがこのお菓子、モーツァルトクーゲル。お土産にオススメです。
5. ザルツブルク観光ポイント
5-1. ミラベル宮殿
5-2. ザルツブルク大聖堂
5-3. モーツアルト広場
5-4. レジデンツ広場
5-5. モーツアルトの生家
5-5.ザルツァハ川
5-6. カラヤンの生家
5-7. ホーエンザルツブルク城
5-1.ミラベル宮殿
1606年に大司教ヴォルフ・デイードリヒが愛人と過ごすために作らせた宮殿。庭園には四季の花が美しく咲き誇る。
サウンドオブミュージック、ドレミの歌のロケ現場の階段。
5-2.ザルツブルク大聖堂
5-3.モーツアルト広場
中央にモーツアルト記念像が立つ広場。モーツアルト像はヨハン・シュティーゲルマヤーがルードヴィック・フォン・シュバンターラの製図に基づき製造。1842年にモーツアルトの息子カール・トーマスとフランツ・クサヴァー・ヴォルフガングの出席のもと除幕式が行われた。
お土産店に囲まれ、休憩用ベンチもある。
5-4.レジデンツ広場
ザルツブルク大司教の居城だったレジデンツや大聖堂が立つ広場。
5-5.モーツアルトの生家
ゲトライデ通り9番地。
1756年1月にモーツアルトが生まれた場所。
7歳まで暮らした場所で現在は使用した楽器や自筆の楽譜などが展示されている。
5-5.ザルツァハ川
歩行者専用のマカルト橋から旧市街地へ渡る。鍵がたくさんキラキラしてました。
ザルツァッハ川(お塩の川)
5-6. カラヤンの生家
クラシック界の帝王へルベルト・フォン・カラヤンは1908年4月5日ザルツァハ川右岸(新市街側)マカルト橋そばの家で生まれた。
庭にはタクトを振る像がある。
5-7.ホーエンザルツブルク城
山の上にそびえるホーエンザルツブルク城塞。神聖ローマ帝国皇帝とローマ教皇の叙任権闘争のさなか、教皇側のザルツブルク大司教ゲープハルトが1077年に築きはじめた城塞。
ホーエンザルツブルグ城からの眺め、手前に流れているのがザルツァハ川。旧市街地のザルツブルク大聖堂やレジデンス、ザンクトペーター教会が一望できます。
ホーエンザルツブルグ城からの眺め(反対側)700年もの年月をかけてつくられたこの城は巨大な城塞であり街のシンボル。ケーブルカーで登ることもできます。
6. ザルツカンマーグート観光ポイント
ザルツブルク南東部に美しい山と湖に囲まれた一帯がザルツカンマーグートです。
名作映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台としても知られています。
6-1.ザンクト・ギルケン
6-2.ザンクト・ヴォルフガング
6-3.ヴォルフガング湖
6-4.モントゼー教区教会
6-1.ザンクト・ギルケン
ヴォルフガング湖の西岸に位置する街でモーツアルトの母アンナ・マリアの出身地。
下の写真上段左端。アンナは誰にでも親切で人の感情を害するようなことはしない人だったと父レオポルトがモーツァルトへの手紙に書き送っている。
モーツアルトの姉ナンネルが結婚生活を送った場所でもある。姉は非常に優れたピアノ奏者で常に弟モーツァルトを励ました。
市庁舎前には幼いモーツァルトがバイオリンを弾く像が立つ「モーツァルトの泉 Mozartbrunnen」があります。
6-2.ザンクト・ヴォルフガング
聖ヴォルフガングが976年に教会を建てて以来巡礼地として発展してきた湖畔の街。
映画やオペレッタの舞台となった。中世は巡礼地として、現在は保養地としてにぎわう。
イム・ヴァイセン・レッスル。町の中心部にあるシンボル的存在のホテル。湖に張り出したプール・ジャグジー完備。
6-3.ヴォルフガング湖
ザルツカンマーグートの中でもとりわけ美しい湖と讃えられている。
6-4.モントゼー教区教会
モント湖畔、モンゼーの中心部に建つ協会。マリアとゲオルグ・フォン・トラップ大佐の結婚式はここで撮影されました。
7. ザルツブルグの文化
街のいたるところで演奏家が音楽を奏でていました。
上下白の衣装でノリノリですw 思わず最後まで聞いてCDを購入しちゃいました。
政治的な面も日本との違いを現地ガイドさん(すごい人でした)に沢山教わりました。教育・相続税など日本とは全く違い目からウロコでした。
ザルツブルク音楽祭については別記事にてレポートします!