いとこんちぇると

徒然なるままに

ザルツブルク音楽祭

ルツェルン音楽祭から続きましてザルツブルク音楽祭についてレポートします。
 
3.音楽祭の規模
4.どんなアーティストが出演してるの?
5.鑑賞しての感想
 

 

ザルツブルク音楽祭ドイツ語Salzburger Festspiele ザルツブルガー・フェストシュピーレ)は、オーストリアザルツブルクで毎年夏に開かれる音楽祭モーツァルトを記念した音楽祭として、世界的に知られている。ウィーン・フィルを始め、世界のトップオーケストラ歌劇団指揮者ソリストが集い、世界でもっとも高級かつ注目を浴び規模でも世界最大の音楽祭の一つである。(ウィキペディアより)
 
 メインとなる祝祭大劇場、採石場を改装したフェルゼンライトシューレ、2006年のモーツァルト生誕250周年を記念して改装されたモーツァルトハウスの3会場が中心。

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メインとなる祝祭大劇場は1960年メンヒスベルクの岩盤を55,000m3 もくり抜いて建築されました。ステージの大きさは世界最大級で、最大横32m、高さ9mであり、舞台裏には横100m、奥行き25m。
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祝祭大劇場ロビー 休憩時間はこちらで飲み物など楽しみます

 

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モーツァルト劇場

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8月15日にはモーツァルト劇場にて内田光子さんの演奏を鑑賞




モーツァルトが誕生したザルツブルクでは、1842年モーツァルト音楽祭が、1856年モーツァルト生誕100年記念音楽祭が開かれていた。この流れを受けて、1877年ウィーンフィルがウィーン以外ではじめての公演をおこなう。1887年に指揮者のハンス・リヒターが参加してザルツブルク音楽祭Salzburger Musikfest)が始まった。ウィーン・フィルも招いたこの音楽祭は第一次世界大戦などで中断している。現在の音楽祭は、この流れを汲んでいるとされる。(ウィキペディアより)
 
3.音楽祭の規模
 

2020年は創設100周年を迎えるのを記念し200の公演を予定していたが、新型コロナウイルスの拡大を受けて会期を2週間短縮し、規模も大幅に縮小。

AFP通信などによると、通常は23万枚販売されるチケットは8万枚に減らされ、観客は間隔を空けて着席。席に着くまでマスク着用が義務づけられた。休息時間や飲食物の提供もなかったようです。

 

 
4.どんなアーティストが出演してるの?
 
1956年カラヤンが音楽祭芸術監督に就任した(1960年まで)。カラヤンは音楽祭の諸改革や新機軸を次々と打ち出し、1957年からはウィーン・フィル以外のオーケストラも呼ぶことになり、その手始めとして彼の手兵のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が音楽祭に初出演した。また、祝祭大劇場の建築を主導し1960年に完成、カラヤン指揮の「ばらの騎士」で杮落としが行われた。従来の祝祭劇場は1963年に改装された。カラヤン以外にも、戦前から出演していたベームを初めヨーゼフ・カイルベルトイシュトヴァン・ケルテスズービン・メータロリン・マゼールクラウディオ・アバドジェームズ・レヴァイン小澤征爾ら時代を代表する顔ぶれでその地位を揺るぎないものとした。この時期には一部のチケットはプレミアにより高額で取引されていた。カラヤンは指揮以外にも自ら歌劇の演出を行い、1965年の「ボリス・ゴドゥノフ」初めて成功を得た。なおカラヤンは1967年から、同じ祝祭大劇場で復活祭音楽祭を始めた(ザルツブルク復活祭音楽祭#創立の背景)(ウィキペディアより)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%AB%E3%83%84%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E7%A5%AD

 
5.鑑賞しての感想
 現地で鑑賞したのは下記2つのプログラムでした。
8/14 プログラム

ブラームス ピアノ協奏曲第2番」 ピアノ:イェフィム・ブロンフマン

チャイコフスキー 交響曲第4番」 

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/ムーティ指揮

会場:祝祭大劇場

 

8/15プログラム  19:30~

内田光子 ピアノリサイタル

モーツァルトピアノソナタ 第16番 ハ長調
 シューマンクライスレリアーナ Op.16》
 J.ヴィトマン《Sonatina facile》
 シューマン幻想曲ハ長調 Op.17》

会場:モーツァルトのための小劇場

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プログラム

☆8/14ウィーン・フィル演奏会(祝祭劇場)にてチャイコ4番を聴いて感動♡
ウィーン・フィルの演奏会ではルツェルン祝祭管弦楽団とのカラーの違いを感じました。演奏曲も違うので何ともいえませんがルツェルン祝祭の自由な雰囲気に対し、ウィーン・フィルは統一されており格式高く厳格な雰囲気でした。ただ、コンミスは女性で楽団員にも女性がチラホラ見受けられ時代の違いを感じることが出来ました。制服も最近できたとか。。
また、クラリネットの首席はダニエル・オッテンザマーで父エルンスト・オッテンザマー死去のニュースを聞いてからまだ日が浅いですが立派なステージでした。

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ブラームスのピアノ協奏曲2番、チャイコフスキー4番は演奏したことがあり大変興味深く聞きましたが、一言でいうと指揮者「ムーティ」がカッコイイ!が感想です(^^; なんだろう、あの表現力と求心力。パーソナルパワー高過ぎです。

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ムーティ記事
 内田光子さんのピアノリサイタルは一言でいえば、エレガンス。モーツァルトのふるさとでモーツァルトのピアノを内田光子さん演奏で聴くことができたというだけで大満足です。シューマンもとても美しい演奏でした。